兵庫・神戸発祥の飲食店 関東店舗記事一覧

ケーニヒスクローネ(Königskrone)とは、神戸発祥の洋菓子チェーン店だ。西洋文化の入り口の神戸にあっては、1977年創業と歴史はそれほど長くはないが、神戸での人気は凄い。看板商品は、クローネで、「ケーニヒスクローネのクローネは、パンなのかパイなのか?パイなのかパンなのか?」というキャッチフレーズが付いている。ケーニヒスクローネの「クローネ」ケーニヒスクローネとは、ドイツ語で「王冠」という意...

神戸風月堂(ふうげつどう)とは、「ゴーフル」というお菓子で有名な、神戸発祥の菓子チェーンだ。洋菓子のお店として知られているが、実は元々は江戸の和菓子商から分かれた企業だ。ゴーフルというお菓子も、神戸風月堂オリジナルではない。風月堂は、江戸時代に、大坂の小倉喜右衛門が上京して、江戸の京橋で開いた菓子商で、2代目の時代に、老中の松平定信より御用菓子商となった。このとき松平定信より賜った屋号が、風月堂な...

ユーハイムも、神戸を本拠とする洋菓子チェーンだ。ユーハイムと言えば、バウムクーヘンが有名だ。バウムクーヘンは、第一次世界大戦で、捕虜になっていたドイツのユーハイム夫妻によって日本にもたらされた。ユーハイム夫妻は東京で店を開くも、関東大震災によって店を失い、神戸に移り住んで再び店を開いた。その後、幾多の困難があり、ユーハイム夫妻も亡くなったが、店に出資していた日本人によって受け継がれ、今や確固とした...

モロゾフも、神戸発祥の洋菓子チェーンだ。戦前、白系ロシア人(亡命ロシア人)のフョードル・モロゾフ一家が神戸で開業したチョコレート店が起源だという。残念ながらモロゾフさんは、経営権を奪われて会社を追われた歴史があるが、企業自体は存続している。モロゾフと言えば、よく知られているのが、分厚いガラス瓶入りのカスタード・プリンだ。関西の家庭では、プリンを食べた後のガラス瓶をコップなどに使うことが多くて、何ら...

アンテノールは、神戸に本拠を置く洋菓子メーカーの「洋菓子エーデルワイス」のブランドだ。洋菓子エーデルワイスは、沖縄出身の比屋根さんが尼崎で始めたお店で、その後、神戸に移転した。当初は「フランス菓子エーデルワイス」を謳っていたのだが、いつの間にか「スイス菓子エーデルワイス」に変わっていた。その後、ベルギーの菓子店やドイツの菓子店と提携・技術交流を行い、様々なブランドの子会社を立ち上げたが、その一つの...

ル・ビアン(LE BIHAN)は、フランスパンのお店だ。ル・ビアンは人名だが、フランスのブルターニュ地方でパン屋を営んでいる。すでに三代続いているパン屋さんで、100年以上の歴史を持つという。ル・ビアンを日本に誘致したのが神戸に本拠地を置く「洋菓子エーデルワイス」で、3代目のビアン・ミッシェルの指導の下、日々美味しいフランスパンを焼き続けている。「ル ビアン家の三代目ル ビアン・ミッシェルが焼き上...