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江ノ島線とは

更新日:

関西人のための東京私鉄案内。

 

次は「江ノ島線」(えのしません)だ。

 

江ノ島線は、小田急電鉄の支線で、小田原線の相模大野駅(さがみ・おおの)から、片瀬江ノ島(かたせ・えのしま)までの路線だ。

 

江ノ島というのは、神奈川県藤沢市の湘南地区にある島の名前なのだが、ほぼ陸続きになっていて、数百人が住んでいる。

 

景勝地で、鎌倉時代からの歴史がある島だ。

 

マリンスポーツの拠点としても有名だね。

 

住宅の賃貸料金などが安いので、江ノ島線沿線に住宅を借りる人も多いが、都心へのアクセスが多少悪いので、都心で働く人にはお勧めできない。

 

小田急線は新宿駅につながっている路線だが、新宿駅まで1時間はかかると思ってよい。

 

さて、江ノ島線の各駅停車は6両編成で、小田原線の町田駅(あるいは一つ前の相模大野駅と、藤沢駅(あるいは片瀬江ノ島駅)との折り返し運転だ。

 

急行や快速急行は、新宿駅と片瀬江ノ島間で、直通運転が行われているが、1時間あたりの本数は少ないし、停まる駅も限られている。

 

なので新宿・都心方面に向かうのであれば、結局どこかで1回は乗り換えないといけない。

 

また都心方向から電車に乗るなら、片瀬江ノ島行きか藤沢行きに乗らないと、江ノ島線には入らないので、注意が必要だ。

 

ま、たいていの場合、相模大野で乗り換えることになるんだけどね。

 

江ノ島線 路線図(相模大野-片瀬江ノ島)


江ノ島線の利便性

江ノ島線は、ほぼ南北に走っており、あちこちで他線と交差している。

 

まず中央林間駅では、田園都市線(東急)と交わっており、ここで東急線に乗り換えて、渋谷方面に向かうことができる。

 

中央林間は田園都市線の終点なので、中央林間駅始発の電車に乗ることができる。

 

ただし田園都市線は混雑率が、毎年ワースト5に必ず入る路線なので、朝は始発駅で座れても、夜は満員電車で帰る羽目になる。

 

大和(やまと)駅では相鉄線(そうてつせん)と乗り換え、湘南台(しょうなんだい)駅では、相鉄いずみ野線や、横浜市営地下鉄(ブルーライン)に乗り換えることができる。

 

因みに湘南台には、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(慶應SFC)がある。

 

藤沢駅では江ノ島電鉄(江ノ電)や、JR東海道本線に乗り換えられる。

 

鎌倉に行くなら江ノ電が便利だが、藤沢駅で乗り換える。

 

因みに江ノ島駅は3つあって、

  • 片瀬江ノ島(江ノ島線)
  • 江ノ島(江ノ電)
  • 湘南江の島(湘南モノレール)
だが、駅は離れていて、乗り換えるのは難しい。

 

このなかで江ノ島に一番近いのは、江ノ島線の片瀬江ノ島駅になる。

 


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