西武新宿線とは
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関西人のための関東私鉄沿線ガイド。
次は「西武新宿線」だ。
西武新宿線とは、西武新宿駅から、高田馬場(たかだのばば)、鷺ノ宮(さぎのみや)、上石神井(かみしゃくじい)、田無(たなし)、小平(こだいら)、東村山、所沢、狭山市(さやまし)を経て、本川越(ほんかわごえ)に至る路線だ。
西武線には池袋線と新宿線があって、それぞれ池袋駅と新宿駅を起点にし、所沢駅(ところざわ)で交差している。
新宿線は東村山市駅から北上し、所沢で池袋線と交差して埼玉県の川越に進む。
一方の池袋線は、所沢で新宿線と交差したあと西進し、吾野(あがの)駅で西武秩父線に接続し西武秩父駅に至る。
新宿線の小平駅からは拝島線(はいじません)が分岐し、東村山駅からは西武国分寺線が分岐している。
他にも多摩湖線や山口線、多摩川線などと言う短い路線があるが、これは知らなくてもたいていの人は困らないと思う。
西武線 路線図
西武池袋線とは
西武池袋線は、池袋駅から練馬(ねりま)、石神井公園(しゃくじいこうえん)、ひばりヶ丘、所沢、小手指(こてさし)、入間市(いるまし)、飯能(はんのう)を経て、吾野(あがの)に至る路線だ。
吾野から先は西武秩父線で、秩父(ちちぶ)の山奥まで線路が続く。
秩父は東京にも流れている荒川の源流で、古くから開けていた地域だが、かなり山の中だ。
しかし都心から池袋線で2時間弱の距離なので、秩父は合宿などに使われる宿がたくさんある。
運動部の合宿なども、秩父でよく行われていて、体育館や武道場を併設している宿も多い。
山盛り汗を流して、最後はバーベキューして帰るというのが、秩父合宿の定番と言うことらしい。
西武球場は、所沢にない
新宿線と池袋線は所沢駅で交差している。
所沢と言えば、プロ野球の西武ライオンズの本拠地・西武ドームがあるところだ、、、と書きたいところだが実は違う。
池袋線西所沢駅で、狭山線に乗り換えた終点にある。
西武ドームでゲームがある場合は臨時列車が出るのだが、それ以外で出かけるのは、結構面倒だ。
また真夏以外はかなり涼しいので、西武ドーム球場に行くなら、防寒具は絶対に必要だ。
西武ドームでは、プロ野球のゲームの他にも、AKB48グループやももクロなどのアイドルグループの握手会や、コンサートなどもよく行われているのだが、真夏以外はとにかく暖かい格好で出かけないとまずいね。