東横線(とうよこせん)とは

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関西人のための関東私鉄ガイド。

 

今回は「東横線」(とうよこせん)だ。

 

東横線は、東京と横浜を結ぶ、東急電鉄の路線だが東京駅は通らない

 

東横線は渋谷と横浜を結んでいて、渋谷・中目黒・自由が丘・武蔵小杉・日吉(ひよし)・菊名(きくな)を経て、横浜駅に至る。

 

横浜では「みなとみらい線」に接続し、元町・中華街まで直通運転を行っている。

 

また渋谷駅では東京メトロ副都心線に接続し、新宿や池袋にも直通している。

 

さらに副都心線の小竹向原駅(こたけむかいはら)で、西武池袋線と接続しており、秩父の飯能(はんのう)駅までの直通運転も行われている。

 

所要時間は、渋谷-横浜間は約35分だが、通勤時間帯だと混雑がひどいから10分くらい余計にかかるかもしれない。

 

また東急の渋谷駅は地下5階にあって、地上まで出てくるのにも結構時間がかかるから、東横線の渋谷駅を利用する場合は、駅構内を歩く時間も考慮に入れないといけない

 

運賃は、渋谷-横浜間であれば、JR線より東横線の方がはるかに安い。

 

ただし横浜中華街付近まで行くなら、東横線よりJR利用の方が安くなる。

 

というのも横浜駅から先の「みなとみらい線」は、別の鉄道会社になるので、初乗り料金が加算されてしまうからだ。

 

東横線 路線図


東横線の混み具合など

東横線の混み具合は、最も混む時間帯で167%なので、ギュウギュウ詰めだが苦しいというほどではない。

 

しかし関西の電車よりは、はるかに混んでいるから、空いた電車に乗るコツや車内での位置取りなど、満員電車に乗るコツが見つかるまでは、大変だろう。

 

東横線の車両編成は、各駅停車は8両編成、特急や急行は10両編成になっている。

 

東横線が列車によって車両編成が違うのは、プラットホームの長さが駅によって異なるからだ。

 

というのも東横線は古い路線で、プラットホームは元々8両分しかなかった。

 

しかし2013年春に東京メトロ副都心線と接続し、西武池袋線から西武車両も乗り入れることになったため、急行停車駅のホームだけ拡張工事を行って、10両編成の列車が利用できるようにした。

 

そのため、各駅停車と急行電車の車両編成が異なっているわけだ。

 

因みに同じ東急電鉄の路線の田園都市線(渋谷-中央林間)は全線10両編成、大井町線(大井町-溝の口)は6両編成で走っている。

 

東横線沿線には、田園調布、自由が丘、代官山などの高級住宅地や、慶應義塾大学(日吉駅)、神奈川大学(白楽駅)など学校が多い。

 

東横線・大井町線・田園都市線の沿線は、私立校も多いし、おしゃれな街が多い。

 

東急線 路線図
※クリックすると、別ウインドウで大きな地図を見ることができます。

 


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