京浜東北線 埼玉と東京・神奈川を結ぶ大動脈

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関西人のための東京路線ガイド。

 

次は「京浜東北線」(けいひんとうほくせん)と「埼京線」(さいきょうせん)だ。

 

京浜東北線は、横浜から東海道本線、東京からは東北本線を走る路線で、さらに横浜駅で根岸線と接続している。

 

大船駅から横浜・川崎・品川・東京・神田・秋葉原・上野・日暮里・田端を経て赤羽駅から川口・浦和を通って、埼玉県の大宮に至るという路線だ。

 

大宮というと埼玉県だし、関西人にはなかなか馴染みがないが、実は東京・新宿から約30分ちょっとで、ほぼ東京都と言っても良いくらいだ。

 

横浜駅-大宮駅間も約1時間だし、千葉駅からも1時間15分の距離だから、東京近辺からのアクセスが非常に良い。

 

なので大宮駅の一つ手前にある、「さいたまスーパーアリーナ」では、様々な大きなイベントが行われたり、akb48などの人気アイドルグループが、2万人規模のコンサートを催しているわけだ。

 

因みに東京都心で屋内コンサートというと、8,000~1万人収容の武道館があるが、2万人前後収容の会場となると屋外しかなくて、屋内会場としてはこの「さいたまスーパーアリーナ」か、新横浜駅近くの「横浜アリーナ」などがよく使われるね。

 

コンサートだと、あとはJR京葉線・海浜幕張にある「幕張メッセ・イベントホール」(9,000人収容)が有名だ。

 

※路線図は、ウィキペディア「KeihinTohokuLineStations2.png」より



埼京線 埼玉と東京副都心・お台場を結ぶ大動脈

埼京線は、東京の大崎駅から、埼玉県の大宮を結ぶ路線だ。

 

大崎・恵比寿・渋谷・新宿・池袋・赤羽・戸田・浦和を経て、埼玉県の大宮駅に至る。

 

山手線の西側を通って、池袋から北上して大宮に至る、という路線が埼京線だ。

 

大宮駅では川越線に接続しており、大崎駅では「りんかい線」に接続していて、埼玉県の川越駅から、江東区の新木場駅まで直通運転も実施している。

 

この京浜東北線と埼京線は、東京と埼玉・大宮を結ぶ二大路線で、関東の交通情報では必ず情報が出る。

 

というのもこの二つの路線は、山手線と併走しているために、どれかが事故などで止まると、他の路線が激混みになるからだ。

 

たとえば山手線が事故などで止まると、京浜東北線や埼京線が混むし、京浜東北線か埼京線が止まると、山手線が混むという関係にあるのだ。

 

なので「なんか今日は異常に混むな」と思ったら、この3つの路線のどれかが事故で止まっている事が多い。

 

特に山手線は、走っている列車の本数が多いので、車両トラブルが発生する確率が高くなっている。

 

さらに山手線は環状線なので、どこかで止まると全線が止まってしまう。

 

もちろん山手線は複線で、内回りと外回りがあるので、両方が同時に止まることは滅多にないのだが、なんやかんやで結構止まってしまうことが多い。

 

そういう際は、京浜東北線や埼京線を使って迂回することになるから、この2つの路線は、日頃使わなくても、一応抑えておきたいところだ。

 


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